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すきなことをすきなだけ

2009年12月24日

6年前のクリスマスイブ。
29歳の若さでフジファブリックのボーカルがこの世を去りました。

わたしがフジファブリックを知ったのは2004年。たまたまつけていたテレビ番組で「花屋の娘」が流れていました。今まで聴いたことのないメロディー・歌詞・声に一瞬で惹きつけられました。そして2005年11月9日SHIBUYA-AX。下手側中央の1段高くなっているところから、初めて本物の志村正彦の声を聴きました。
その後のツアーは全て見に行き、対バンやイベントも見にいくことができました。
志村の歌う声が、歌詞が、メロディーが、全てが本当に好きでした。世界で一番かっこいいバンドだと思っていました。

そんなバンドのボーカルがいなくなりました。
ある日突然いなくなりました。
数日前まで元気にLIVEをしていたのにこのよからいなくなりました。
たくさんの人に支えられて乗り越えることができたけれど、今でもふと思い出して涙が出てきます。志村がしんでからライブハウスには行けなくなったし、1度だけ行った新生フジファブリックのLIVEはどうしても見るのがつらくなってもう行けなくなってしまった。
志村以外の3人のことはもちろん好きだし応援はしたいのに、いつまでも忘れられない自分が嫌で、こんな気持ちで応援したくなくて聴くのをやめてしまいました。
デビュー後志村がいない期間の方が長くなってしまったことも、志村の年齢にどんどん近づいていることも、信じられないけれどこれが現実。

7月17日の富士Qで笑ってサヨナラしたつもりでいたけれど、本当はまだ引きずっているのかなと、6年たって改めて実感してしまいました。

いまでも志村正彦の音楽がいちばんだいすきです。
志村正彦35歳の音楽を聴きたかったです。

結局何が言いたいのかまとまらないけど、今日は命日なので…ただ忘れてないよと伝えたいです。