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はじめて防振双眼鏡を使った感想(完結編)

前回の記事から少し経ちましたが、またまた防振双眼鏡を使う機会がやってきました!今回が本当の防振デビュー(リベンジ)となります。※前回の記事を読んでいただければわかりますが、簡単に言うと先月初めて防振双眼鏡を持って行ったのに、電池を忘れて防振機能のない双眼鏡として使ったという内容でした。

そして待望の防振双眼鏡デビュー公演は…「滝沢歌舞伎2015」そもそも歌舞伎に間に合うように防振を購入したのでなにも問題はありません。きっとこの日を防振記念日にするために神様は電池を忘れさせたのだとポジティブに考えておきます。

4月8日、滝沢歌舞伎初日。場所は新橋演舞場。座席は3階の後ろから2列目。防振を使う為にある席と言っても過言ではありません。

初日ということもあり、どんな演目になるのかどんな立ち位置になるのか、当たり前ですが何もわからない状態での観劇です。前もって言っておくと、わたしは担当であろうと推しであろうとステージ上で見つけるのがとにかく苦手です。そして記憶力が乏しいため立ち位置を把握することも苦手です。ただ今回の歌舞伎は1幕は特に去年と流れが似ていたので立ち位置などを把握するのにすごく助かりました。歌舞伎の感想はこの後の公演をみてから改めて記事にする予定ですので今回は割愛しますが、普通にネタバレすると思うので苦手な方は読まない方がいいかと思います。

では、本題である防振双眼鏡の使い心地ですが、まず何と言っても視界が明るい!太鼓がはじまる際に暗闇で1列に並ぶシーンがあります。去年は2階席から見ていても立ち位置を知っていないと見つけることができませんでした。しかし不思議なことに防振を使うと一目でどこにいるかわかるのです。明るさに関しては防振を使う前の双眼鏡が安ければ安いほど、違いが歴然なのではないでしょうか。言うまでもなくわたしは地元の電気屋さんで買ったレンズが真っ暗なものを使用していたので、防振機能を使わない状態でも感動できました。防振よりも安い価格でレンズの明るいものもあるようなので、それを使っている方だとここの違いはあまり感じないようですね。

次に、「毛穴まで見えそう」についてですが、今回は席が3階席ということもあって残念ながら毛穴までは見えませんでした。1階席ではもしかしたら見えるのかもしれません。歌舞伎の後半で1階席に入るのでその際に改めて確認したいと思っています。ただ血管が浮き出ているのは見えました。また腹筋太鼓*1で上半身裸になるのですが、佐久間くんの腹筋から流れ落ちる汗も確認できました。ちなみにどちらもただ覗くだけではわからないのに、魔法のスイッチ(防振機能)を押すと鮮明に見ることができました。これには本当に感動しました。防振機能を使うことで衣装の素材感や、髪の毛の細かな動きなど、今までではとても気が付かなかったところばかりに目がいってしまいました。お化粧シーンでアイラインのひき方がそれぞれ違うことも確認できましたよ!

最後に重さや大きさについて。わたしはどちらかというと手が大きい方だと思うので、防振スイッチが押しにくいということはなかったです。*2それよりも気になったのは重さ。やはりすごく重い。2幕の後半は持っているだけでも手が疲れてぷるぷるとしていました。そのため後半は常に防振スイッチを押していました。疲れ切った手の震えも防振機能を使うことで全く気にならなくなったので、やはり防振双眼鏡は素晴らしいと実感しました。ただどんなに防振機能を使っても翌日の二の腕にある筋肉痛は消えません。二の腕はがんばって鍛えましょう。

ということで、わたしの防振双眼鏡デビューは無事に終了いたしました!本当に買ってよかったと思える防振双眼鏡。迷っている方がいれば背中を押したいです。1公演でも早く防振と共に観劇してほしいです。前に言ったようにステージ上で好きな子を見つけるのがとにかく苦手なわたしが、今回はいち早く見つけることができました。それもこれも全て防振のおかげだと思っています。それではわたしは引き続き防振ちゃんと共に春を楽しみたいと思います。あ、さくまぜんせんきてまーす\(^o^)/

*1:名前の通り腹筋をしながら太鼓を叩く演目

*2:中指のてっぺんから手のひらの下までで17cmくらい